2020-10-09
墓じまいした後のお悩み
「墓じまい」、終活などの一環としてよく耳にする方も多いのではないでしょうか。
実際に墓じまいを経験した方から相談を受けることがあります。
例えば、墓じまい田舎にあるお墓をこの先見ていく人がいないから自分の代でお墓を片付けようと墓じまいを行った。
ところが、全く知らないご先祖様の遺骨がたくさん出てきてしまい、その遺骨をどうしたら良いのか分からない、という相談をよくお受けいたします。
長年納められていたため、土で汚れていたり骨つぼが割れてしまっていたり、隙間から水などが入ってしまいカビや泥だらけのものと状態も様々です。
このようなお悩みにどのような解決策があるのかお答えいたします。
墓じまいをしたお寺様の合祀墓もしくは他の合祀墓がある施設へ納める
お寺様の合祀墓などに納めて永代供養していただく。
合祀墓とは他の人と一緒に合同で入るお墓のことをいいます。
一度、納めてしまうと元に戻すことが難しくなります。
お手続きなどお寺様や施設によって異なります。
散骨する
海洋散骨などで供養する。
海洋散骨とは海に撒いて供養することをいいます。
海に撒くためには遺骨をパウダー状にする必要があります。
許可のない海には撒けないので専門の業者にお願いしましょう。
遺骨を洗浄して綺麗にする
汚れてしまった遺骨や骨壺を綺麗にする洗浄という作業があります。
骨出しをして汚れたままでは散骨や他のお墓へ納骨ができない恐れがあるため、事前に綺麗にしておく必要があります。
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