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時代とともに~供養の新しいかたち
2020-01-30

お墓の納骨室がいっぱいになった時の対処方法

お墓の下にある骨壷を納めるスペースのことをカロート(納骨室)といいます。
ご先祖さまが眠る場所でもありますが、先祖代々の骨壷でカロートがいっぱいになってしまうことも考えられます。
カロートがいっぱいになってしまい、骨壷が入るスペースがないときはどのようにすればよいのでしょうか?

カロートに収容可能な骨壷の数

骨壷のサイズや墓地区画の大きさによっても異なりますが、0.4㎡の一般区画なら1~2体、1㎡なら3~4体収容することが可能です。
カロート内部に棚がある場合(二段カロート・三段カロート)は、さらに多くの骨壷を収容することができます。
最近は区画面積の小さい墓地が増えているため、多くの骨壷を収容することができないというのが実状です。

カロートが骨壷でいっぱいになったとき

新たにお墓を建てる

新しいお墓へ入りきらない骨壷を納める、という方法です。
お墓を新しく建てるには高額な費用がかかる、複数のお墓を管理するのは大変というデメリットがあるためあまり現実的ではないかもしれません。

お墓の土台のみをリフォームして納骨室を広げて納骨する、という方法があります。
土台以外は今ある石塔を使用するため、新規でお墓を建てるよりも費用を抑えることができます。

今のお墓が遠い、お墓参りが大変等のお悩みがあるのであれば、これを機にお墓の引越し(改葬)を検討するのも良いかもしれません。

遺骨を土に撒く

カロートの底は土となっていることが多いです。
古い遺骨を骨壷から出してお墓の中の土に撒く、という方法があります。
33回忌や50回忌などの弔い上げの後に行うのが良いとされています。

注意点としては、カロートの底がすべてコンクリートの場合には土に撒くことはできません。
また、「土に還る」という言葉がありますが、そのままの状態では焼骨は土に還りません。

「遺骨は土に還るのか」について詳しくはこちら

散骨する

古い遺骨を海や山に撒く方法です。
カロートの底がコンクリートの場合にこの方法を選択するケースが多いようです。
場所の選定など条件があるため、専門業者に依頼したほうが無難でしょう。

散骨について詳しくはこちら

複数の古いお骨を1つの骨壷へ納める

古い遺骨は時間の経過により細かくなったり自然に崩れたりしてカサが減っていることがあります。
1つの骨壷にまとめることができれば減った分のスペースで納骨が可能となります。

粉骨する


遺骨をパウダー状にすることを粉骨といいます。
粉骨することによってカサを減らし、スペースを確保することが可能となります。
また、粉骨することで分骨も容易となり、ペンダントや小さな骨壷にパウダー状にした遺骨の一部を納めて手元供養(自宅供養)することもできます。

粉骨について詳しくはこちら

想承(そうじょう:特別収骨器)を利用する

従来1体しか納められなかった納骨スペースにも想承なら2体納めることができます

弊社オリジナル商品の想承のご利用をおすすめします。
従来の丸い骨壷と同じ容量でありながら、四角い骨箱のためデッドスペースをなくすことにより多くの遺骨を収容することが可能となります。
遺骨をそのままの形状で納める方法と粉骨して納める方法があります。
遺骨が混ざってしまうことを懸念される場合、想承に移し替えすることで個別に保管することができます。

特別収骨器(想承そうじょう)について詳しくはこちら

さらし袋に移し替えする

骨壷に思い入れがない場合、さらし袋に移し替えを行いスペースを作る方法があります。
骨壷に比べて、さらし袋の方が場所をとらないというメリットがあります。
一方、遺骨が汚れやすい、カビやすいというデメリットがあります。

分骨する

古い遺骨を、本山や墓地の合祀墓に分骨する方法です。
残った遺骨を小さな容器に移し替えすることでスペースを確保することができます。

永代供養墓に移す

お寺や霊園が永代にわたり供養することを永代供養といいます。
古い遺骨を永代供養墓に移すことでスペースを作る方法です。

永代供養墓について詳しくはこちら

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~筆者のひとりごと~

自己紹介:40代男性。妻と長女の3人暮らし。涙もろくロマンチスト。

今回の記事では、お墓の納骨室がいっぱいになってしまった場合の方法をご紹介しました。
散骨したり合祀墓へ移したりすると、以降に遺骨を取り出すことが不可能となる等デメリットもあります。
どの方法があなたやご家族に合った方法なのかを相談することが大事ではないでしょうか。

最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございました。

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