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時代とともに~供養の新しいかたち
2020-10-16

墓じまいを行う前に必ず相談を

墓じまいを行う方が年々増えてきています。
「お墓が遠くてお墓参りが大変」、「子どもたちに負担をかけたくない」、「跡継ぎがいないので自分の代で整理したい」などの理由で墓じまいを考えるケースが増えています。
墓じまいを行う前に必要となるのが相談です。

  1. 家族・親族の同意を得る
  2. 住職の了承を得る(檀家の場合)
  3. 石材店に相談する

家族・親族への相談


墓じまいにおいて、親族間での相談がなかったが故にトラブルに発展するケースが少なくありません。

墓じまいを事務的に進めてしまうと、親族から反対されてしまうこともあるでしょう。

親戚や身内の方がいつものようにお墓参りしたところ、突然お墓がなくなっていたら驚いたり憤慨したりすることでしょう。
お墓の管理は墓守の責務だとしても、お墓参りする権利は親戚の方にもあるので事前に相談することが大切です。

また、墓じまいについて相談したところ、親族から反対されたというケースもあります。
お墓は自分だけでなく、親族の方にとっても心の拠り所となっています。
自分もお墓に対しては親族と同じ想いがあることを伝え、できればそのまま残したい気持ちを説明することが大事です。
そして、墓じまいをせざるを得ない事情を丁寧に説明することで、親族の方も理解していただけるのではないでしょうか。

住職への相談


墓じまいは菩提寺にとって檀家を失うことになるので喜ばしいものではありません。

葬儀や法要、お彼岸やお盆などの墓参りの時に挨拶を交わすなどお寺さまと深い付き合いがあったことでしょう。

自分の判断だけで事務的に墓じまいを進めることで住職の反感を買うこともあるかもしれません。
いままでご先祖さまを守っていただいたお礼を述べ、墓じまいをせざるを得ない事情を丁寧に説明することできっと理解を示してくれると思います。
事前にお寺さまに相談することで、高額な離檀料を請求されるというトラブルは回避されるのではないでしょうか。

石材店への相談


墓じまいを行う際に、墓石の解体・撤去作業を石材店に依頼することになります。

墓石は非常に重いので原則重機を使用して作業を行います。
ところが、重機が入らないような立地の場合、追加料金が発生することもあります。
場合によっては法外な費用を請求されることもあります。

したがって、複数の石材店に見積りを取ることが大切です。

国民消費者センターでは、以下のように注意喚起をしています。

  • 悪徳業者に騙されないように、優良な石材店を複数見つける。
  • 優良な石材店の中から、要望に最適なところを選ぶ。

優良な石材店を選ぶ方法として、行政書士の代行サービスを利用するという手段もあります。
行政書士の業務として、墓じまいに必要な書類作成の他、適切な石材店の選択や見積りを入手するサービスを行っています。
スムーズに墓じまいができるように行政書士の代行サービスの活用を選択肢のひとつとして検討することも良いのではないでしょうか。

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